子育ての話 東大院を卒業した息子の場合

一般教育

今回は東大院を卒業した私の子供の話を例に、なぜ環境が重要かお話したいと思います。

息子がまだ中学生の時に理系に行きたいと言い出だしました。正直私は文系で理系の科目のことなど全く分かりません。
そこで、私は二つのことを教えました。


・理系は大学院に行くのが当たり前で大学院が重要であること。
・理系の大学院は大学受験に比べて入りやすいこと。


馬鹿な息子が東大に合格できないのは中学の時点で分かっていました。
特に彼はやる気もなかったし反抗期でもあったので当時は全く勉強してくれません。
だから私は、ただ正しい知識を後で人生が有利になるであろう知識を与えることに集中したのです。
理系大学の教授を家に招いて息子に会わせたり、といろいろしました。
すると反抗期も終わり高校三年生になりやっと大学受験を始めた息子は明らかに大学院を見据えて勉強するという広い視野を持つようになっていました。
多くの学生が公式暗記で特問題でも大学院試験もあるしそんなことでは大学で研究するときに困ると一生懸命公式の意味を考えていました。
そして、大学入学後も周りの学生たちが正直役に立たないことに時間を使う中、大学院受験の準備を始めていました。

特に彼が力を入れて学習していたのが英語学習で若いころから大学院の話を聞き、英文で論文を読んだり書いたり学会発表するために受験英語だけではなく、
役に立つ英語を学ばなくてはと一生懸命学習していたのを覚えています。彼の大学院受験の話はまたの機会にお話しするとしてここで大事なのは、環境です。

このように、子供の方向性に適した正しい環境を提示することが重要になります。私がこのように話すと「理系は大学院に行け。」など子供に与えられるような知識は私にはないです。と言われます。
では、普通のご家庭が子供のためにできる効果がある選択とは何でしょう。
良い塾に行かせること?運動をさせること?ピアノをさせること?
私は、良い環境の学校、住む地域を選ぶことだと教えます。
住む地域や通う学校によって子供の学力が大きく変わるからです。

次回は中学受験を考える親御さんの小学校選びを例にとり、環境の重要性についておはなしします。

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