教育に終わりがあると勘違いする親

一般教育

「中学受験燃え尽き症候群」
皆さんこのような言葉をよく耳にされるのではないでしょうか。
これは、子供が中学受験を頑張って志望校に合格した後、中学高校で全く勉強をしなくなってしまう現象のことをいいます。
しかし、これは中学受験に限ったことではなく、高校受験、大学受験などすべての受験に対していえることです。

では、なぜ、このように「受験燃え尽き症候群」に子供たちはなってしまうのでしょうか。
それは、子供に教育を受けさせる親が「中学や高校、大学を教育のゴール」だと思い込み、お子さんにそのように思い込ませてしまうからです。

よくある例では、中高大一貫の中学受験を考えるご家庭です。
GMARCHや日大などの附属校などに進学させるために、小学4年生から大手進学塾に通わせ、個別指導にも通わせ、受験に対し御家族一丸となって本気で臨みます。
しかし、当の本人の御子さんは、まだ、学校の友達と遊びたい盛り。それを我慢して、毎月実施される実力試験の結果に心を配り、必死で勉強します。
そのつらい受験勉強の中、心が折れて、受験をしたくないと思ったときに、親御さんからかけられる言葉が
「中学受験で中高大一貫の中学は入れたら、もう受験勉強しなくていいんだから今頑張りなさい。」
です。
そうすると、子どもはこの言葉を湾曲して信じ、「今だけ、勉強すればいいんだ。中学いったら勉強は終わりだ。」
と思ってしまい、中学受験に標準を合わせそれをゴールとして考えてしまいます。
そして、立派な「受験燃え尽き症候群」となります。

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