授業をしない塾と従来型の個別塾の違いについて

最近は、授業をしない塾が流行っています。
参考書ができれば受験は受かるということでスケジュール管理をしっかりする塾。
一方、従来型のテキストを進めて行く塾が苦戦しているようです。

でも、どちらも一長一短だし課題もありますのでそこについてお話しします。
生徒の特長によって選ぶ塾が変わると考えています。

まずは、従来型の塾についてです。
あれは、テキストを先生と少しずつ進めて行くのですが、
テキストを進めた分だけお金が発生するビジネスモデルなため、
必要以上の分量のテキストを押し付けてくる塾があります。

このテキストは何回の授業で終わらせるという目安があり、
大量のテキストとコマを売りつけてくる営業マンも多くいます。

しかもテキストは生徒用ではなく先生が教えやすいように作成されています。
そのため、先生の能力も高い必要がない作りになっているので能力が高い生徒だと成長を阻害します。

そんな中、出てきたのが授業をしない塾です。
管理型の塾と言われスケジュール管理等に力をさきます。
能力が高い人であればやることを示しスケジュールを管理することで受かります。
当塾でも能力の高い子であれば、何を目ざすかとどのタイミングで何を学習するかに注意しており、
目標設定とタイミングを外さなければ結果につなげることができます。

しかし、問題なのは能力が高くなかったり、やる気のない子です。

実際、能力のない子ややる気のない子は従来型の塾の方が結果につながりやすいのが事実です。
これらの特徴を加味してどちらの塾があっているか考えてください。

ちなみに、私の分析ではどちらの塾もHow(やり方)を提供している塾だと位置づけています。
一方、当塾はWhy(なぜ勉強するか)とWhat(何を得るか)を重視した塾です。