受験勉強について

一般教育

どうも大学編入や大学院試験を頑張ります。
とか、場合によっては大学受験を頑張ります。
と言うのは、良くないことという風潮があります。
そんな中、最近良く耳にするのが受験よりもやりたいことを見つけるほうが大切です。
とか進学後何がしたいか考えることが大切です。
と言う方が結構いらっしゃいます。
今日は、その話について整理したいと考えています。

もちろん、大学に言って何がしたいのか。
やりたいことが何なのかわかっていてその上で大学や大学院を目指すというのは、とてもいいことです。
しかし、やりたいことを見つけるために高校生が多大な時間をかけるのはいい事だとは、私は思いません。
なぜなら、「あなたの本当にやりたいことって何ですか??」と聞かれあなたは明確に答えられますか?
この質問は実はものすごく難しいです。
そして、実は明確な答えなんて無いと私は考えています。
状況に応じて日々やりたいことは変わるかもしれませんし、自分のできることに影響を受けることもありますし、短期的にやりたいことと長期的にやりたいことは異なります。
すなわち、小さいころからサッカーをやっていてサッカーが好きでサッカー選手になりワールドカップに出場したいと思っていて努力している。
と言うのはとてもすばらしいことでこのような道をたどるべきだと言うのは、理想的ですが少なくとも今の複雑な日本社会では非現実的すぎると思うわけです。

それでも、多くの子供たちは、親や学校の先生から「何のために大学にいきたいの?」「あなたの夢は何なの?」「将来何が必要なの?」と必要以上に迫られている気がします。
その結果、大きな悲劇が起きているのを私は見てきました。
それは、目標をもつことを重視するあまりIQ(目標を実現する方法を考える力)とPQ(目標を達成するための努力ができる力)の成長を軽視することです。
意外と優秀な親御様が子育てにおいてこの過ちを犯していることが多いです。
優秀な親御様は、IQとPQが高いためやりたいことが決まればそれに熱中し実現してしまいます。
したがって、目標を持つことが一番重要だと考えているのです。
しかし、目標に向かって戦略を練って、実現に向けて努力する力はそう簡単には身につきません。
そこを見落としたため実際大きな問題が起きるのです。

まとめると、受験する目的を考えることが重要だが現状無いのであればそこまで気にしなくていい。
高校生や大学生の段階であれば東京大学や早稲田大学に通えると考えただけでわくわくします。
と思えるならばそれで十分だと考えています。
早稲田大学に合格するためのIQとPQをしっかり身に着けること。
これが若い人にとって大切なことで、この不安定な時代を生き抜くために必要な財産の一つになるのだから。

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