「環境」と「時間」と「覚悟」で物事は上達する。

人は何か知識や技術を身に着けるために勉強をします。
しかし、その勉強の成果や効率は、人によってさまざまです。
では、なぜこのような差が出るのでしょうか。

1.欲しい知識・技術の情報が飛び交っている「環境」にいるか

「環境が人を育てる」と言います。
一つは、勉強を習慣化しているような人が多くいることで刺激を受け、自身も勉強をする習慣をつけやすくなる観点から。
もう一つの観点としては、単純に欲しい知識・技術の話を周りが勝手にしている環境に身を置くことで、知らず知らずのうちにそれらの情報が耳に入ってきて、自分から情報を拾うきっかけとなってくれるからです。
特に自分が今まで全く興味を持ってこなかった分野に関して、勉強しなくてはならなくなったときはこれがとても重要となります。
興味を持っている分野であれば、自然と自分の中でアンテナを張り情報収集を実施できます。
しかし、興味を持っていない分野の場合、意識してアンテナを張らなければなりませんし、何から始めればよいかわかりません。
そこで、勝手に周りの人たちが欲しい知識・技術の話をしている環境にいることで、その分野のワードやトレンドを何となくつかむことができます。
少なくとも、座学で勉強をする際、「まったく知らない単語ばかり」という状況にならずにすみ、座学から知識を吸収するハードルを下げてくれます。

2.「時間」をかける。

昔から「石の上にも3年」といい、その分野のプロになるためには1万時間を費やす必要があるといわれます。
しかし、インターネットが流通し情報の更新が早い昨今、1つのことに1万時間を費やすのが難しくなってきました。
それでも、やはり、新しい知識・技術を身に着けるためには最低限100時間は費やす必要があると考えています。

3.「覚悟」を決める。

1,2でお話したように、「環境」を準備し「時間」を費やすことは重要です。
これだけでも、ある程度は欲しい知識や技術は身につくでしょう。
しかし、最後、やはり必要なのは「その知識・技術を100時間で身に着ける。」という強い意志です。
ただ、環境に身を置いて受動的に情報をキャッチして、時間をかけて勉強するだけでは、100時間のoutputとしてベストなものができるわけではありません。
その分野に関し、100時間しか時間をかけることができず、絶対に身につけないといけない、逃げてはいけないと自分で決めて、貪欲に、考えて勉強する必要があります。
そうすることで、初めて100時間でベストのoutputがでます。

もちろん、上記3つのほかに「戦略」「具体的な方法」なども重要です。しかし、それは塾などにアウトソーシングできるところでもあります。そのため、まず自分で努めて準備しなければならないもの3つを上記に挙げました。

<<まとめ>>
1.まずは自分が欲しい知識や技術の話をしている人がたくさんいる環境に身を置こう。
2.100時間をその知識や技術に費やす。
3.100時間で結果をだす覚悟を持つ。

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