環境が重要であるという事実

一般教育

今回は、私が子育てにおいて子供の周りの環境がとても大切だと思う理由を話します。

ファション感覚で子供に習い事をさせる親。
ファション感覚で中学受験をさせる親。
ファション感覚で難関私立文系受験をさせる親、または子供。


日本が圧倒的な経済大国であった親世代であれば通じていた常識は通用しなくなって来ています。
これからの子供たちは、相対的に落ちていく日本で生きていくことになります。
国内の良いポジションは減り、外国人とポジション争いをすることになります。
それにもかかわらず、いまだに国内大学の偏差値で大学を考え、私立文系受験や中学受験が盛り上がっています。
しかし、経済と同様に国内の大学はどんどん世界ランキングを落としています。
早稲田や慶応ですらtop200に入れていないのが現状で、MARCHに至っては。
私は日本が良いときから落ち込み始めたときもそして今も大学で学生たちに授業をしています。
私は、40年間ずっと不思議でした。
なんで、こんな状況なのにいまだに学生たちの多くは、ファション感覚で勉強しているのか。
なんで、親たちは子供にファション感覚で教育をしているか。
しかし、その一方でできる子たちがいます。
なぜ、できる子はどんどん伸びていくのだろう。
なぜ、できる子は素晴らしい選択を選択し続けられるのか。
同じ大学に通う生徒たちなのに全然違うのです。
最近では、その違いを「好奇心」や「やり抜く力」だと言う人がいます。
でも、それだけではどうしてもしっくりこないのです。
彼らにそんなに差があるとも思えません。
私の40年以上の教師経験からある結論にいたりました。
そして、それを実践することで二人の子供を公立の中学から東大院に合格させることができたのです。
長くなりましたがここでは優秀な子たちの共通点の話をしたいと思います。
よい環境に身を置いていることです。
そして、よい環境とは大抵は周りの人のことです。

時代の流れを先読みし道を示してくれる人が身近にいるかどうか。自分がやろうとしていることを実現するのに必要なことを教えてくれる人がいるかどうか。
自分がこうなりたいと思える人が身近にいるかどうか。
正しい習慣を持った人が周りにどれだけいるかどうか。
素晴らし考えを持った人が周りにいるかどうかです。

次回は、東大院を卒業した私のこどもの子育てについてお話します。

↓”良いな”と思って頂けたらクリックをお願い致します!!↓