過度な目標の明確化は逆効果?

一般教育

目的を持つことはすごく重要なことです。
しかし、あまり考えすぎてしまうと袋小路に落ちてしまうのも事実です。
私自身も「日本をリードする人材の育成」を目的に活動していますがその目的を見つけるまでにすごく時間をかけています。
そもそも、大学生が周りが納得するような目的を持っているなんてまれです。
高校生にいたっては殆ど皆無に近いと思います。
でも子供達は、彼ら自身精一杯の目的、目標を持っています。
しかし、その目標はまだ拙いもので周りの大人が納得しないことがよくあります。
その結果、子供達が周りの大人によって目的を失っていくのをよく見かけます。

具体例を挙げ説明したいと思います。
私は、生徒たちに勉強の目的についてよく訪ねます。
そのときの生徒たちの回答を紹介します。

  私:「何のために勉強しているの?」
生徒A:「やれと言われたから。」
生徒B:「将来、お金持ちになりたいから。」
生徒C:「いい成績をとると親が喜ぶから。」
生徒D:「いい大学に行きたい。(すごいと言われたい。見返したい。)」
生徒E:「将来物理学者になり宇宙のなぞを解明したい。」
生徒F:「お医者になって人の役に立ちたい。」

このように、答えは十人十色でいろんな回答が返ってきます。
しかし、もっとも残念なのは、A君の「やれと言われたから」または「やらなくちゃいけないから」と義務的に捕らえている人が居ることです。
場合によっては、「やらないと怒られるから」と言うのもあります。
もうお分かりのとおり、彼らの目的は、残念ながらネガティブなものでこれは、あまり良くないと思います。
彼らには、しっかりとした指導者がつき勉強の重要性を教えてあげる必要があります。
しかし、私が本日問題にしたいのは、他の回答をした子達に対してです。

では皆さんは、生徒B~Fでどの子に対して目的に問題があると感じますか?

↓”良いな”と思って頂けたらクリックをお願い致します!!↓


人気ブログランキング